『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』公式サイト

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韓国ドラマ「愛の不時着」などで知られるスタジオドラゴンと、世界的に高い評価を得ている制作会社 ASTORY が共同で手掛け、韓国で数々の賞を受賞した傑作ドラマを原作に、日本で 2018 年にリメイク。放送後「GYAO Awards 2018」を受賞し「テレビ見逃し部門」において年間最もユーザーに支持されたテレビ番組に選ばれる等、放送に留まらず配信でも高い評価を得た傑作サスペンスの連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』がオリジナルストーリーで待望の映画化!
“現在”を生きる刑事・三枝(坂口健太郎)が、“過去”を生きる熱血刑事・大山(北村一輝)と一台の繋がるはずのない無線機を通じて協力し、新たな未解決事件を解き明かす!

2021 年東京。
高速道路でハイヤーが暴走し政府高官が交通事故死する。三枝をはじめ、桜井(吉瀬美智子)率いる長期未解決事件捜査班は、この事故が仕組まれた事件である可能性を疑う。一方、2009 年の東京でも政務官が相次いで交通事故死していた。警察が事故として発表する中、大山だけは事件性を疑っていた。時刻は 23 時 23 分。繋がるはずのない無線機が再び鳴り出す!脅威のバイオテロから日本を救うため、陰謀渦巻く深い闇に立ち向かう”現在”と”過去”。そして、三枝と桜井は、”現在“で遂に大山と出会うことができるのか―

相関図

坂口健太郎

1991年7月11日生まれ、東京都出身。
【主な映画出演作品】
『今夜、ロマンス劇場で』『人魚の眠る家』(18)、
『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』
『劇場版 そして、生きる』(19)、『仮面病棟』(20)など。

三枝健人 謎の無線機で、“過去”に生きる刑事と交信しながら、未解決事件を解き明かそうと奮闘する“現在”の刑事。
三枝健人
北村一輝

1969年7月17日生まれ、大阪府出身。
【主な映画出演作品】
『今夜、ロマンス劇場で』『去年の冬、きみと別れ』『億男』(18)、
『帰郷』(20)、
『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』(21予定)など。

大山剛志 時代を超えて三枝の相棒となる、“過去”に生きる熱血刑事。
大山剛志
吉瀬美智子

1975年2月17日生まれ、福岡県出身。
【主な映画出演作品】
『ガール』(12)、『草原の椅子』『コドモ警察』(13)、
『神様のカルテ』シリーズ(11・14)、『映画クレヨンしんちゃん
 爆睡!ユメミーワールド大突撃』(16/声の出演)など。

桜井美咲 三枝が所属する警視庁・未解決事件捜査班の班長。大山のかつての後輩で想いを寄せている。
桜井美咲
木村祐一

木村祐一

1963年2月9日生まれ、京都府出身。
【主な映画出演作品】
『single mom 優しい家族。 a sweet family』(18)、
『笑顔の向こうに』『決算!忠臣蔵』(19)など。

山田 勉 警察庁長期未解決事件捜査班のベテラン捜査員。

1970年10月31日生まれ、東京都出身。
【主な映画出演作品】
『任侠学園』『屍人荘の殺人』(19)、
『ヤウンペを探せ!』(20)など。

青野楓

青野楓

1992年11月21日生まれ、兵庫県出身。
【主な映画出演作品】
『ハイキック・エンジェルス』(14)、『阿修羅少女(アシュラガール)
〜BLOOD-C異聞〜』(17)、『ニセコイ』(18)など。

安西理香 長期未解決事件捜査班に協力する慶明大学・法医学教室の准教授。

1965年7月21日生まれ、神奈川県出身。
【主な映画出演作品】
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、
『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18)、
『記憶屋 あなたを忘れない』(20)など。

奈緒

奈緒

1995年2月10日生まれ、福岡県出身。
【主な映画出演作品】
『事故物件 恐い間取り』『みをつくし料理帖』(20)、
『君は永遠にそいつらより若い』(21予定)など。

小泉ミチル 女性ジャーナリスト。三枝たちの捜査に協力する。

1966年2月18日生まれ、三重県出身。
【主な映画出演作品】
『新聞記者』(19)、
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20)、
『シン・ウルトラマン』(21予定)など。

鹿賀丈史

鹿賀丈史

1950年10月12日生まれ、石川県出身。
【主な映画出演作品】
『七つの会議』『蜜蜂と遠雷』(19)、
『みをつくし料理帖』(20)など。

板垣真二郎 内閣官房長官。表裏両方で日本の政界を支配している。

1963年11月6日生まれ、大阪府出身。
【主な映画出演作品】
『硫黄島からの手紙』(06)、『十三人の刺客』(10)、
『家族のレシピ』(19)など。

1968年1月17日生まれ。新潟県出身。
【主な映画監督作品】
『探偵はBARにいる』(11)、『相棒 -劇場版IV-』(17)、
『HOKUSAI』(21)など。

これまで韓国で社会現象を巻き起こした「応答せよ」シリーズ、「ミセン-未生-」、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」、そして日本でも大ヒットとなった「愛の不時着」を送り出し、今や韓国最大のドラマ王国と称され るテレビ局tvNが送り出した名作ヒューマンドラマ。 「サイン」「キングダム」のキム・ウニの超絶技巧の脚本と、「ミセン-未生-」のキム・ウォンソク監督による深い人間洞察と映画のようなクォリティの高い映像、イ・ジェフン、チョ・ジヌン、キム・ヘスという実力派俳優たちの目をみはるような演技。これらすべてが揃った見事な出来映えが大きな話題となった。権威ある「第52回百想芸術大賞」では作品賞・脚本賞・女性最優秀演技賞の3冠に輝き、ほかにも各賞を次々に受賞。時空を超えた交信というファンタジー要素を取り入れつつも、リアルな人間描写と緻密な構成が未だかつてない感動と興奮を呼ぶ!
<STAFF>
演出:キム・ウォンソク
脚本:キム・ウニ
<CAST>
イ・ジェフン
キム・ヘス
チョ・ジヌン
チョン・ヘギュン
チャン・ヒョンソン

シンプルBOX発売中(全2BOX)
提供:電通
発売・販売元:エスピーオー
©2016 Studio Dragon & ASTORY

プロダクションノート

映画化への道のり

連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』の原作にあたる韓国のオリジナル版も、余韻を残す終わり方をしていたことから、日本版でも続編ができないかと、制作陣も模索していた。連ドラ版では原作のエピソードが残っていたことから、その内の1つをスペシャルドラマとして描き、さらなる続きを劇場版で、という構想が固まり、劇場版は完全オリジナルの新作としてつくることに。幸い、日本独自のストーリー展開とすることに対して、韓国サイドからもスムーズにゴーサインが出て、『シグナル』映画化プロジェクトが始動した。「過去と現在が無線でつながっていて、過去を変えることで現在も違った運命を迎える」という世界観はもちろんのこと、三枝健人(坂口健太郎)と桜井美咲(吉瀬美智子)、そして大山剛志(北村一輝)の3人を中心に織りなす人間模様を変わらず大事にすることを前提に、映画ならではの醍醐味を加えていく方向性で、企画が練られていく。
「連ドラ版では、主人公の三枝が過去の世界を生きる大山に対してヒントを伝えたりする役割でしたが、劇場版では主人公が動く作品にしたい、と制作陣で話していたんです。さらにもう一つ、美咲が長年に渡って抱き続けている大山への想いも大事にしたいという思いがありまして、これも丁寧に描こうということになりました。」(萩原プロデューサー)
三枝をスクリーンの中で躍動させるにあたって、『相棒』シリーズや『探偵はBARにいる』シリーズなどで知られる橋本一監督を新たに迎えていることも、今作のトピック。橋本監督も連ドラ版『シグナル』のことをよく知っていたそうで、オファーに対して非常に好意的でかつ意欲を示したという。最終的には、監督がスケジュールをやりくりして『シグナル』の現場を受け持つことになった。なお、橋本監督が掲げたテーマは「坂口健太郎をボロボロにする」。主人公・三枝健人が追い詰められていく中で必死になっていき、どのようにして反撃したり、切り抜けたりかするかという展開にこだわったという。その結果、連続ドラマ版とも、鈴木浩介監督が手がけたスペシャルドラマ版とも毛色が違う─しかし紛れもなく『シグナル』である劇場版が生まれたのだった。

主演・坂口健太郎の挑戦

橋本監督の言葉どおり、主人公の三枝健人は終始追い込まれ、終盤には謎の存在たる手練れ3人との〝肉弾戦〟を繰り広げる。坂口健太郎にとっては初の本格的なアクション挑戦となったわけだが、本人の気合いも相当なものだった。クランクインの4ヶ月ほど前から週1〜2のペースで殺陣の稽古に通い始めて、撮影が始まる直前からはペースをアップ。
しかも、毎回必ず稽古の様子を録画して、自主的に復習もしていたという。プロデューサー陣の話では、だんだんと鍛えることが楽しくなっていった様子で、筋肉がついていくのを実感するにつれ、稽古も熱を帯びていった。「本人も、今回の三枝は“青い炎”のように静かに燃えている感じがします、と話していました。坂口さんはクシャッと笑う顔が印象的ですが、『シグナル』ではほとんど笑う場面がなくて。つまり、従来の優しそうなイメージを覆す、強い男を演じてもらうというチャレンジから始まった作品でもあったんです。とはいえ、連ドラ版ではアクションよりも“頭脳派”的な活躍の方が多かったんですけど、映画版は橋本監督の宣言どおり、ボロボロになりながらも死に物狂いで戦い、誰かを命がけで守ろうとする─といった面を見てもらえるのではないか、と。ピンチの連続で頭脳以上に体を含めて動かしていますし、戦ったり高いところから飛び降りたり、大変だったと思いますが、見事に応えてくれました」(萩原プロデューサー)
最大の見せ場はやはり、血まみれになりながらも“肉を切らせて骨を断つ”ごとく、知と肉体を駆使して立ち回るアクションシーンだ。坂口のコンディションを最優先して、撮影の最終盤に木更津で行われ、高さ10m以上の場所でまさしくボロボロになりながらも課題だったアクションをやり遂げた。

周りを巻き込んでいく
坂口と、
現場を盛り立てた
レギュラーキャスト陣

坂口にとって『シグナル』は初の単独初主演ドラマだっただけに、思い入れもひとしおだったことは想像に難くない。実際、現場でもキャスト陣はもちろん、プロデューサー陣からアシスタント技師まで幅広く声を掛け、会話を交わすなどして、積極的にコミュニケーションをとっていたという。
「アクション監督とも息がすごく合っていて、コミュニケーションをとっていくうちにアクション部の人たちみんなと、とても仲良くなっていました。そうやって関係性を築いてから、『こういう動きを加えていきたいんですけど』と、お互いにアイデアを出し合えるまでになったのは、坂口さんのコミュニケーション能力の高さによるところが大きいんじゃないかなと思います」(萩原プロデューサー)
座長然と構えるのではなく、自らが動いて周りを巻き込んでいくことで風通しのいい現場にしていく。そんな坂口を役柄と同じようにあたたかい目で見守り、そっと支えていたのが吉瀬美智子だ。自然体で気兼ねすることなく、軽やかな空気をまとっていた吉瀬と坂口は、仲の良い姉と弟のようだったとか。その吉瀬が「お兄ちゃん」と慕っていたのが、大山役の北村一輝。設定上、坂口、吉瀬と一緒のシーンは数えるほどだったが、3人がそろった日の現場には、実に穏やかで和やかな空気が流れていた。
また、警視庁捜査一課長期未解決事件捜査班の山田勉と小島信也をそれぞれ演じる木村祐一と池田鉄洋も、キャストおよびスタッフ陣とフレンドリーに接して、ムードメーカーとして現場を盛り立てた。さらに、芝居の面でもところどころで遊びをきかせて、作品に良いアクセントをもたらしている。台本にない動きやセリフを加えてアレンジした両者の見せ場である後半の見せ場でも、現場では絶えず笑いが巻き起こっていた。

重厚な芝居と
存在感のゲストキャスト陣

劇場版を見ごたえのある作品にすべく、キャリアの長い役者陣が何人も呼ばれている。青木潤基刑事部長役の伊原剛志、山崎聡士公安部長役の田中哲司、三谷宗久内閣情報調査室次長役の杉本哲太、板垣真二郎内閣官房長官役の鹿賀丈史といった、名優たちがまさにそろい踏み。それぞれ重厚かつキメの細やかな芝居によって、見る者の目を引きつける。たとえば、山崎と三枝が2人きりで対峙するシーン。山崎が三枝のネームタグをあやしげに持つことで、「こいつは底の知れない、食えない人間だ」と三枝、引いては観客にも思わせるキャラクターへと昇華させているのだ。青木を演じた伊原は、1人で現場へやってきては黙々と仕度をして芝居に臨む職人のようだった。聞けば、白髪まじりの髪の毛の色の具合にも、伊原のこだわりがあらわれているのだとか。また三谷はスペシャルドラマから劇場版へと繋がる重要な登場人物であるが、杉本は堅実に演じている。今作では政治家の醜い部分をケレン味たっぷりに演じている鹿賀丈史の芝居は、まさしく“怪演”。なんでも板垣は「政界の妖怪」的なイメージだったとのことで、単なる悪人にとどまらない、これまた食えないキャラクターとなっている。鹿賀自身もこの役を楽しんでいたようで、ニヒルな笑い方をしてみたりと妖怪ぶりに拍車をかけるアレンジを施した。これは余談だが、鹿賀のロケ初日は天候不順のため、結果的に出番がなくなってしまった。が、「仕方ないよ」と笑顔を見せながら現場を後にするというジェントルな対応に、スタッフ陣も改めて敬意を抱いていた。
そんなベテランたちと比肩するぐらい鮮烈な存在感を放っているのが、女性ジャーナリスト・小泉ミチル役の奈緒。出番こそ多くはないが、ストーリーの行方を左右する重要な役どころで、劇場版に華を添える。「今回の作品ならではの、三枝が特別な思いを抱くような…存在感のある女性キャラを置いたらどうかと、脚本づくりの段階で話がでてきて。ストレートに恋愛をしていくわけではないんですけど、ある種、似たもの同士の波長を感じる女性を、ということでミチルに奈緒さんを配しました。坂口さんとは確か初共演だったはずですが、2人が似た感じの空気をまとっていて、とても自然な芝居を見せてくれて。撮影の合間も以前から知り合いだったような感じで会話が盛り上がっていたので、そういう意味でも良い関係だったと思います」(萩原プロデューサー)

迫力の映像を
作品にもたらした北九州ロケ

駅前のコンコースで、三枝がバイクに乗った正体不明の3人組に襲われるシーンは、今や日本映画ロケのメッカとも呼べる北九州・小倉で撮影。オートバイを使った迫力のあるスタントを展開し、追い込まれる三枝の姿をスリリングに描き出している。橋本監督にとっては『相棒 -劇場版Ⅳ-』(17)などで馴染みがある地であり、坂口も『仮面病棟』(20)で長く滞在した、思い入れの深い街。「私は初めての北九州ロケだったんですけど…実際に現地に行ってみて、いい意味で驚きました。本当に駅前だし、そのど真ん中でバイクをあんなふうにロータリーやコンコースで走らせて、アクションを撮らせてくれるとは、想像もしていなかったので。もちろん、夜中から朝までと時間は限られていましたけど、ほぼこちらの要望を聞いてくださったと思います。北九州フィルム・コミッションのみなさんはすごく協力的で、映画に対する熱量の高さがあったからこそ、『シグナル』にとって大事なシーンを撮ることができたと思っています」(萩原プロデューサー)

グローバルスーパースター
BTSが歌う新主題歌、
手がけたのはback number!

連続ドラマ版の主題歌「Don’t Leave Me」に続き、劇場版の新主題歌もBTSが担当。映画の余韻あるラストに寄り添うように、味わい深いミディアムバラードを聴かせてくれる。今やグラミー賞にノミネートされるほどの世界的なグループになった彼らが、『劇場版シグナル』のために書き下ろした楽曲をパフォーマンスしていることももちろんだが、この曲を手がけたのがback numberというのも、大きなトピックと言えるだろう。制作過程ではback number清水依与吏の作ったメロディラインに感化されたBTSメンバーJUNG KOOKが新しいメロディを提案するなど、互いの思いが1曲に集約された文字通りback numberとBTSのコラボレーション作品が実現し『シグナル』のエンドロールに奥行きをもたらす珠玉のナンバーを完成させた。
「前回の『Don’t Leave Me』は、すごくかっこいいテイストの楽曲で、それによって作品のトーンが決まったところもあったので、今回また映画用の主題歌を歌ってくださるってことになって、とてもうれしく思っています。しかも、前回とはまったく違う印象の楽曲で、私たちがつくりたいと思っていた“人の感情が大きく動く映画”の主題歌として、まさしく最高の1曲にしてくださったと思います」(萩原プロデューサー)